皆さんは両親との関係はいかがですか?「分かり合えてます」「親は嫌いでした」「母を恨んでます」「あまりいい関係ではないです」等などお話をしているといろいろ聞きます。
昨日のクラアントさんもそうでした「恨んでいます」が最初でした。
恨んでいる=怒っている=ほんとは裏返しで、ほんとは愛してほしかったの現れなんですね
子供の心から厳しく育てられて、少しも甘えられなかった、人とはいつも競うようになっていた、それが当たり前だと思い今まで生きていた、そんな風に今まで考えていた
でも、病気になって周りの人たちが変わり、つながり方も変わり、自分も変わり始めた、
とても心地がいい状況に変化してきた、ただお母さんとの関係は良くない、「恨んでます」
と、その方・・・「一度、自分の思っていたことを話してみたら?」お勧めしました。
そうですね、電話しようかな。・・しばらくかかったけど、やっと電話で少し話すことができたと、その時何か少しつながったような、解けたようなそんな感じになったと、そして体調はそれに伴いよくなったと話されていました。しかし、まだ2割くらい解けただけ。
「まだ、2割ですよ、どうしますか?」「・・・・一度、実家に帰って話してきます」そう
言って実家に帰られました。
そして昨日、お聞きすると最初はすごい高い壁があったが、お母さんも今回の帰省の目的を
察していて、受け入れ態勢でいてくれたようです。
お互い最初は緊張していたようで、しかし「膝枕して話したんです」と子供のころの時間を埋めるように、そのころの話をいろいろしたそうです。
自分に厳しくした理由、子育てを一生懸命してたこと、母さんが泣きながら話をしてくれたそうで、わかった時に「お母さんには子供に対して愛しかなかったんだとはっきりわかりました」と、こんな日が来るとは思わなかったとお話されました。
最初は子供の自分は確かにが恨んでいてその目で見ていましたが、途中で変わる瞬間があり大人の自分がお母さんを見たときに、けなげで、愛おしいく、かわいい存在なんだと見え方が急に変わりました。
ほんとに長生きしてもらいたいなぁと、心らか思えるようになりましたと、お話されていました。少し人生の時間を損してしまいましたが、これからは親を大事にしたいですと(^^
本当は親子は分かり合える存在じゃないのかと思います、お互いのプライド、思い込み、そして諦めで見てしまっていることも多いのかと思います。
少しお手伝いもできてよかったなぁと思う1日でした(^^)
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