先日、よくいらっしゃるクライアントさんからの、ご本人にとって重要な
ご相談がありました。
お金にたいする、恐怖と不安がり、いつも心配しているということでした。
自分で事業をされていて、それなりの収入があり、お住まいもいいところに住んでいる
方ですが、いつもお金の心配があるということです。
今あるお金が減る恐怖があるそうで、いつも稼がないと、ゆっくりしていられない。もっともっと・・・という感じで、それが始まると人の言ってることにいちいち腹が立つということでした、周りの人たちがお金に苦労していない人が多く、なんでも「買えばいいじゃん」
「行けばいいじゃん」と軽く言われることが無性に怒りが出てくるということでした。
聞くと、子供のころに大変貧乏で苦労されたということで、カレーにお肉が入っていない
ことにショックを受けたとか「うちはカレーにいれる肉も買えないんだ」そう思ったそうです。そこからいろいろなことが、よそとは違う、うちは貧乏なんだと思うようになったということでした。
しかし、今のお金の使い方や、行動など見ていると、よい状態のようには見えます、でもその方は、いつかこの暮らしがなくなるんじゃないかという恐怖がいつもあるとはなされました。
お金というものは、とても大事で、もちろんあった方が良いと思いますが、金に使われる生きかたになってしまうと、人生の目的が「お金」になります。
まぁ,そういうかたもたくさんいますが、いろんな事件も「お金」がらみの事件もおおいですね。
殺されたり、刑務所に入ったり、人生めちゃくちゃにしたり、我に返った時に、いったい自分は何のために生きているにか?そう思う人もいるでしょう
お金は手段であって、目的ではありません、お金がないと行きたいとこに行けないとか、欲しいものが買えないとか、ありますが、その時に人はどうするかを考える知恵を使うんです。
冷静になって考えたり、代替案、だったり、自分で作ったり、手段を変えたりそうして経験をしていくんです。お金がないことも、また人生でその人にとっての重要な経験なんです
人生の どんな「経験」もきっと 一つも「欠けてはいけない」「大切な」かけら なんです
どんなに つらい 経験も、どんなに ふがいない 経験も、どんなに 無駄に見える 経験も
自分をを「成長」させるための「大切なピース」 です
だから どんなものでも自分の「過去」を「肯定」して いいんです
そして 今から「幸せ」に 生きるんです
自分が「幸せ」に 生きることで「すべてのピース」が「輝く」きます。
自分や人のアラ探しをやめられた人から「成幸」するんです
そのクライアントさんには金持ちの息子にはない経験や知識をあなたは、持っているし
お金に主眼を置くのではなく、自分がお客様に提供する、商品やサービスの対価としていただくように考える、そしてお客様の幸せや、利便性を提供でき
結果的にお客様が笑顔や満足した時にお金が自分のところにやってくるという流れに主眼を置いてはどうかとお話しました。
だから、自分の商品、サービスを磨き、お客様1人1人を丁寧に扱うことに邁進していけば良いと思いますよとお伝えしました。
少し軽くなりましたと、帰って行かれました。
「お金はいくらあっても邪魔にはなりませんが、死ぬときは全部おいていくことになります」
人生、何が大切なのかを考えて、生きていかないとね
Comments