今日は転機についてお話いたします。
以前キャリアコンサルタントをしていた時に、勉強していた転機のとらえ方によると
この3つがあるそうです
転機はイベント型とノンイベント型に分類されています。
イベント
・予期していた転機
・予期していなかった転機
ノンイベント
・期待していたことが起きなかったという転機
①【イベント】予期していた転機
「予期していた転機」とは、「ある程度自分で選択することができた転機」をいいます。
たとえば、結婚や就職、引越し、子どもの誕生などがこれに当たります。自分がコントロールできる範囲で起きた転機であり、不安などはあっても「転機が訪れたこと自体に対する驚き」は生じません。
②【イベント】予期していなかった転機
「予期していなかった転機」とは、「予期していた転機」と対比されるものです。こちらは自分にはコントロールできない転機のことをいいます。
たとえば、親族などが突然亡くなってしまうことや、天災・事故に巻き込まれた場合などが、この「予期していなかった転機」にあたります。
③【ノンイベント】期待していたことが起きなかったという転機
「きっとこういうことが起きるだろう!」と期待していたにも関わらず、その出来事が起きないことが「期待していたことが起きなかったという転機」です。
たとえば、「今年は昇進すると思っていたのに、昇進しなかった」「希望していた配属先に異動になると思っていたが、ならなかった」「〇才までに結婚、と思っていたができなかった」などの事例がこれにあたるでしょう。
私のところに来る方は②の方が多いですね
ガンやその他のメンタル低下や病気などでこれからどうするか、というご相談も多いですが
やはり、その時にはっきり自分には転機が来たと自覚して前に進む必要があります。
私とつながる方は、誰かからのご紹介か。刀根さんのブログや本を見たなどの方がほとんどです、つまりそこには縁がかかわっていることが多く、人の運命は縁がないと変わらないですから、私とつながった時点で縁が巡りめぐってそのような状況になったということですね
人生の中でいうとそこから生き方を変える時なんだと思います。
ですから、ガンや病気の方には、最初に考え方や生き方を変えるお話をします。
私事でいうと、この仕事を専従で始めたのが1年半ぐらい前で、それまではWワークでした。介護会社で全体を見ていく統括的な仕事や、研修事業や職員カウンセリング等会社員でやっていました。
会社のブランディング等にも相当の尽力を尽くしてきたと思っていましたが
そんな時に転機は突然訪れました。②のやつです。実つはその1年ぐらい前から経営者との考えの違いが表れ始めてはいました、いわゆる予兆というやつですね
そして、それが現実化してのが、毎年の社長面談の時で、今やってるこの仕事のことを少し話をすると、突然あなたの立場からすると24時間、365日会社のことを考えてもらわないと困る、有給休暇も取ってるようだし、その仕事するのか、会社の仕事をするのかどっちかにしろ、と会社の仕事をするなら、そっちは止めろ、とまで言われました。
それを言われたのは5月のはじめそして15日までに答えを出せということでした。
さすがに感情が揺れましたが、社長の本性はこれか、とも思いました。
会社にこれだけ貢献してきて最後がこれか・・・と怒りと虚無感が交互にやってきましたが
後の人生この人とは一緒に仕事は無理だと思い、10年以上いた会社を辞めました。
まさに突然訪れた転機でした。神様にもなどもお聞きしましたが、その時(やめる時)だという答えでした、中途半端に惜しまれるより、踏ん切りをつきやすく前を向けるようにしてもらえたんだな、今になっては思えます、しかし思い出すと怒りしか出てこないのも事実で
、怒りは2次感情だとすると社長に対しての期待をしていたこともあったのだろうと思います。
しかし、転機は見事に打ち砕いてくれました。
今ではそれからもたくさんのご縁をいただいて良かったと思っています。自分の使命に邁進するように導かれたんと確信しています。
転機をどうとらえるかで、その後の人生が大きく違います。人生は常に動いています。
一見自分にとって不幸と思えること、大変なことになったと思えることが実は自分の人生にとってチャンスだったり成長の機会だったりすることがほとんどです。
そこで立ち止まっていない人、行動を起こして人だけが新たな人生のフィールドに
いけるんだと思います。
落ち込むのは数日にして、人生で起こったイベントの意味を考えてみましょう
それは天からの導きだったりします。
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