神や仏、大いなるものを「信じる」とは

舟橋　学

3月18日読了時間: 2分

神や仏、大いなる存在を「信じる」とは、単に「盲目的に信仰する」ことではなく、「自分の心で感じ、納得し、それを拠り所にする」ことを意味します。

　神や仏の存在は目には見えません。しかし、人は深い瞑想や祈りの中で「何かを感じる」ことがあります。それを疑うのではなく、「確かにある」と思うことが「信じる」ことの一つの形です。

　信仰することで、心が安定し、不安や迷いが少なくなります。「信」がある人は、困難に直面しても動揺しにくくなり、迷いなく進むことができます。これは、自分自身の心を強くするための信念とも言えます。

　神や仏を信じるということは、宇宙の大いなる流れや摂理を受け入れることでもあります。たとえば、人生には「縁」や「流れ」があり、それを信じて身を委ねることで、より自然に生きることができます。

人間は「信じる」だけではなく、「疑う」心も持っています。これは悪いことではなく、むしろ大切なことです。しかし、「信じる心」がなければ、すべてを疑い、心が不安定になってしまいます。

大事なのは、「ただ盲目的に信じる」のではなく、「自分の心の奥で何を感じるか」を大切にしながら信じること。それが、神や仏、大いなるものを信じるということの本質ではないでしょうか

信じることには、心の支えや希望を持つ力があります。たとえば、信じることで何かを達成しようとする意欲が湧きますし、信念を持ち続けることで困難にも立ち向かう力を得ることができます。逆に、信じる力が弱まると、迷いや不安が大きくなり、前に進むのが難しく感じることもあります。

また、信じることには深い内面的な覚悟が伴うこともあります。信じることは必ずしも簡単ではなく、時には疑いや不安にぶつかることもあります。しかし、その中でも信じる心を持ち続けることが、成長や平安をもたらすこともあります。

信じることは、自分の力を信じるだけでなく、周囲や宇宙の大いなる力を信じることでもあります。それは、未知の世界に対する信頼感や、目に見えない力が働いているという感覚を持つことでもあります。信じることがあるからこそ、私たちは希望を持ち続け、前に進む勇気を得られるのです

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