決めるということ~迷いを超え、魂が選ぶとき~
- 舟橋 学
- 8月3日
- 読了時間: 2分
私たちは日々、さまざまな選択の中で生きています。今日の服を何にするかから、人生の進路や人間関係のことまで、どんな小さなことも、実は「選び」「決める」ことで、人生をつくっているのです。
でも、こんな経験ありませんか?情報をたくさん集めた。人にも相談した。頭ではあれこれ考えている。それでも、どうしても“決められない”とき。
そんなとき、どうしたらいいのか。私がいつも大切にしていることがあります。
それはね、「もう一人の自分」に耳を澄ませること。
この“もう一人の自分”とは、神さまとつながっている、あなたの奥深くにある「本質のあなた」、つまり、魂の声を知っているあなた自身です。
心が静かになったとき、ふと聞こえてくるあの小さな声。「こっちだよ」「本当は、あなたはこれを望んでいるんだよ」って、とても優しく、でも確信をもってささやいてくる声があります。
でも、私たちの多くは、この“魂の声”よりも、世の中の騒がしさ、周りの人の期待、自分の中の恐れや不安――そういった「雑音」の方に振り回されてしまいがちです。
だから間違った道を選ぶこともあります。でも、間違ったように見える道も、実は“気づくための大切なプロセス”なのです。
では、どうすれば「本当の自分の声」が聴こえてくるのか。
それは、「心を静かにすること」。呼吸を整え、自然に触れ、ときには神さまのエネルギーを感じながら、深く内側に入っていくことです。
私のセッションでも、多くの方が“本当の声”に触れたとき、涙が自然に流れたり、身体が温かくなったりします。それは、魂が「やっと気づいてくれた」と喜んでいる証。
そして、もし決めたことがうまくいかないように見えても、それでも、そこに意味がある。「取り返しがつかない」と感じることも、実は、魂がもう一度立ち上がるための“再選択”のチャンスかもしれません。
私たちは、いつからでも、何度でも、“ほんとうの自分”とつながりなおすことができるのです。
今、あなたが「決めかねていること」は何ですか?あなたの内側にいる“本当のあなた”は、それについて何と言っているでしょう?まずは、静かに耳を澄ませてみてください。その声が、あなたの道を導いてくれるかもしれません。

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